資料の活用を練習しよう
資料の活用は、用語の意味さえはっきりすれば計算そのものは難しくありません。混同しやすい言葉を、例題つきで整理します。
例題 2, 3, 3, 5, 12 の平均値・中央値・最頻値を求めなさい。
大切な点:12 のような極端に大きい値が1つあるだけで、平均値は大きく引っぱられます。「平均が5なのに、5より小さい人が3人」という状況が起きるのはこのためです。
階級値は、その階級のまん中の値です。10以上20未満の階級なら階級値は 15。
度数分布表から平均を出すときは、(階級値 × 度数) の合計 ÷ 度数の合計 で計算します。
相対度数 = その階級の度数 ÷ 度数の合計。全体を1としたときの割合です。
例題 全体40人のうち、ある階級の度数が10人。相対度数を求めなさい。
10 ÷ 40
答え 0.25
相対度数を使うと、人数のちがう2つの集団を比べられます。
その階級までの度数(相対度数)をたし上げたものです。「◯点未満は何人か」を答えるときに使います。
つまずきやすい点:下半分・上半分を取るとき、中央値そのものは入れません(データの個数が奇数のとき)。ここを入れてしまうと値がずれます。
全部を調べるのが全数調査、一部を調べて全体を推測するのが標本調査です。
例題 袋の中の玉から50個取り出したところ、赤玉が8個。袋全体に玉が500個あるとき、赤玉はおよそ何個と考えられますか。
答え およそ80個
上のアプリでは、これらの用語と計算を1問ずつ確かめながら練習できます。
「資料マスター」は、相対度数・平均値・中央値・最頻値・標本調査などの資料の活用分野の問題を練習できるアプリです。中学数学に対応しています。